505「忍者の針術、吹き針、縫う、守る、治す 」についてのテーマで、男女の学生や市民らが話し合うセリフです
老人: 「忍者は常に針を携帯していた。衣服のほころびを直すのにも使ったが、あの細い針がいざという時、身を守る必殺の武器になったからだ。針を使う武術には、「吹き針術」、「含み針術」がありました。遠くの敵には、吹き筒を使って針を飛ばす吹き針術を使った。含み針術は、至近距離の敵に対して針を直接口に含んで飛ばした。敵と組んだ瞬間に目を狙い、ひるんだすきに倒したのだ。忍術だけではなく、流儀(りゅうぎ)によっては柔術や剣術の奥義(おうぎ)、すなわち免許皆伝(めんきょかいでん)の時に、この技を授けられることもあったという。江戸時代には、姉崎信濃守(あねざきしなののかみ)がつくった姉崎流含み針術も知られる。れっきとした武術だったのだ。吹き針、含み針術の起源は、中国から渡来した氏族の呉服部(くれはっとり)、漢服部(あやはっとり)が伝えたという。服部はその名の通り、機織(はたお)りの技術を伝えたとされる。その縫い手の女性の護身術だったというのだ。そして、その末である伊賀の服部一族(服部党)の得意技だったという。甲賀(滋賀県甲西町)にも服部党があり、伊賀の服部の源流との伝承がある。この甲賀服部党に伝わる「羽衣石宮門流鍼法(うえしきゅうもんりゅうしんぼう)」は、針一本で並み居る敵をなぎ倒すという恐るべき術だ。また、針一本で病気を治す術も伝える。針仕事をすると目が疲れ、肩がこるが、そんな時に針をうって治したのだという。そこから病気を治す術に発展したという。忍者にとって最も小さい道具である針は、「衣服を縫う」「身を守る」「病気を治す」という三通りの大きな役目を果たす道具だったのだ。」
若者: 「確かに、針は小さな道具ながら、多くの役割を果たしていたんですね。吹き針術や含み針術は、忍者の生存と戦術に欠かせないものだったのでしょう。」
女性: 「針は、身を守るだけでなく、病気を治すためにも使われたのですね。その多機能さが忍者にとって重要だったのでしょう。」
#1 忍術は戦わずして平和に導く
外国人修行者:忍術といえば、マーシャルアーツやアサシンのイメージが強いですね。
忍道の月:忍術は、戦わずして平和的解決に導く術です。
隠密剣士:いかなる状況でも生き延びる術でもありますね。
忍道の月:傭兵や破壊工作のミッションもありましたが、主に情報収集の仕事でした。
隠密剣士:その情報を元に、敵国と戦わず交渉すしましたね。
サムライ雷蔵:戦うにしてもお互いの被害を最小限に抑えるための役割をしたべ。
#2 物事を正しく判断するためには、心を落ち着かせて思考力を高める
外国人修行者:スパイだったプーチンチンもそうだったでしょうが、忍びの者は情報防諜などで日夜忙しいので、身も心も疲れるでしょう。
iganinja:昨夜、忍び込んだ屋敷は暗くて広く、時間と場所を勘違いしてミスしたよ。
サムライ雷蔵:人間にはミスが付きものとはいえ、ミスは極力避けたいよなぁ。
忍道の月:物事を正しく判断するためには、心を落ち着かせて思考力を高めることです。
iganinja:思いのエネルギーを上げるんだね。
くノ一:遊覧船を出すべきかの判断もそうだけど、落ち着いて判断すれば、判断ミスが避けられるわ。
#3 職場環境の氣の波動を上げる
隠密剣士:社員を大事にすると、会社は良くなりますね。
忍道の月:社員の働く環境に気を配ると、社員に不満が少なくなります。
くノ一:社員のモチベーションがあがると、会社の雰囲気が良くなるわ。
サムライ雷蔵:職場環境の氣の波動が上がるんだよなぁ。
iganinja:会社の成功者は、よりよい職場環境をつくるための努力を怠らないね。
#4 成功者は、宇宙の法則にもとづき人間性を高める
外国人修行者:会社は社会の公器ですね。
くノ一:会社の経営者の任務は社会的なものだわ。
忍道の月:経営の成功者は、常に謙虚で感謝を忘れません。
隠密剣士:謙虚な成功者は、自分の欠点を素直に受け入れますね。
忍道の月:成功者は、宇宙の法則を学びながら、自分の人間性を高めていきます。
iganinja:人の脳は何を求めて日々考えるんだろうね。
壁に忍者ниндзяの耳あり~
「忍者は夜間に潜入して敵陣を攪乱するべ」
「夜討の先導役も務めるわ」
「忍術は閉鎖的な非公開の秘忍術だったの?」
「口伝によってのみ伝承されたのでござる」
「ほとんど文字には残されてこなかったね」
穴埋めの忍術・忍者クイズ~
忍術を学ぶ者は(心掛)が大事である。
やってやると思い切って忍びをすれば、必ず勝利する。事を起こす前に怖じ気づいては何もできない。厳しく禁欲的であることが常に求められたのが忍びだ。
日々の鍛練によって、何事があっても動じない(「忍」)の心が醸成される。
火遁とはなにか?>火事や火薬(ほうり火矢・埋め火・爆竹)を使って敵を混乱させた
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忍者は、( )を素手で割るが、修行の厳しさはあっても、毎日少しずつの努力で忍術が使えるようになる
忍者は、子どもを一列に並ばせて肩に手を掛けさせた上で「催眠術」をかけて、手を触れずに倒す。これを( )という。
水遁とはなにか?