819「忍者の熊若、風魔小太郎、加藤段蔵」についてのテーマで、男女の学生や忍者研究家らが話し合うセリフです
男性学生: 「熊若、風魔小太郎、加藤段蔵について、どのようなことが知られているでしょうか?」
女性学生: 「熊若は戦国時代の幻術使いで、超人的な能力を持っていました。風魔小太郎は風魔一族の首領で、代々襲名される由緒ある名前です。加藤段蔵は、江戸時代の読本に登場する忍者で、とび加藤や鳶加藤とも呼ばれています。」
Male Student: “What do we know about the ninjas Kumawaka, Fuma Kotaro, and Kato Danzo?”
Female Student: “Kumawaka was a ninja known for his supernatural abilities during the Sengoku period. Fuma Kotaro held the position of the head of the Fuma clan and was renowned for his skills. Kato Danzo, also known as Tobikato or Tobi Kato, appeared in various Edoperiod literary works as a ninja with extraordinary abilities.”
#1 忍者は早朝より畑を耕していた
外国人修行者:伊賀越えの時、家康は何度も一揆衆に襲われましたね。
サムライ雷蔵:家康にとっては生死にかかわる厳しい逃避行となったべ。
くノ一:その後、伊賀者は伊賀越えの功績により、伊賀組同心として徳川家に雇われたわ。
隠密剣士:服部半蔵正成は、その組頭に任じられていますね。
iganinja:忍者は、早朝より畑を耕していたね。
外国人修行者:午後より先祖から受け継いだ兵法の訓練をしていましたね。
くノ一:通常の百姓と大差のない生活を送っていたわ。
サムライ雷蔵:忍者は、戦国武将や将軍などに雇われていたべ。
#2 常識とは偏見のカタマリ?
iganinja:ボクはカレーライスをはしで食べたら、相棒から「常識のない奴だな」といわれたよ。
外国人修行者:常識って何だろうなぁ?
くノ一:常識は、一般の社会人が共通にもつべき普通の知識・意見や判断力だわ。
外国人修行者:常識とは、大人になるまでに身につけた偏見のコレクションなんだよなぁ。
隠密剣士:常識も時代と場所で変わりますね。
iganinja:土地が違えば、風俗・習慣などの常識もちがってくるね。
忍道の月:今の時代はグローバル化にともない、過去の常識は通用しなくなりました。
隠密剣士:新しいモデルを模索する流れにありますね。
#3 常識を疑え
iganinja:岸田さんみたいに聞く耳をもつのは良いけど、人の意見で自分がフラフラしちゃいけないね。
外国人修行者:政治はハワイアンを踊る場じゃないですね。
サムライ雷蔵:自分流のフィロソフィーをもつことだよな。
隠密剣士:一貫した自分のルールを確立するんですね。
くノ一:自分のルールで、物事を批判的に考えるのよね。
忍道の月:既存の常識を疑う心が大事です。
隠密剣士:常識に流されないことですね。
くノ一:新しい考え方を取り入れて、その根拠を示すことよね。
忍道の月:新しい知識や価値観は、それを自分流に体系化していくことです。
隠密剣士:問いかけを繰り返し、独自の知識の体系化を進めるんですね。
#4 個性は自分の内側にあります
隠密剣士:自分に特有の性質や性格ですね。
くノ一:個性はわざと演じたりするものではないわ。
外国人修行者:ありのまま自然と表れるものが個性ですね。
忍道の月:個性は自分の外側じゃはなく、自分の内側にあります。
壁に忍者ниндзяの耳あり~
「へそに梅干を当てれば、早く走れるの?」
「一種の自己暗示じゃないかしら」
「忍者の体型は60kgまでなのかな」
「忍者といえば、「早く走り」・「戦うこともできる」・「力がある」を想像するわ」
「筋肉があり、大きいイメージが先行しますね」
「天井裏・床下での諜報活動、機敏な動き、変装など、大きな体型では行動しにくずら」
穴埋めの忍術・忍者クイズ~
忍術は、妖術の影響を受けて、摩訶不思議な術に変化していったが、妖術には、(隠形の術、飛行の術、分身と反魂の術、蝦蟇の術、鼠の術、蜘蛛の術、蝶の術)が含まれる。巻物を加えて印を結ぶとドロンと消えたり、ガマに変身する忍者が生まれたが、歌舞伎や浮世絵では、(黒装束)を身にまとい、塀を跳び越えて素早く走り、水の上も沈むことなく駆け抜け、(手裏剣)を立て続けに打つ忍者が活躍した。
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海外では忍術を武術としてとらえるが、忍者という( )な存在にたいする憧れがある。
忍術の「忍」は忍耐の「忍」」で、日本の伝統的価値観があるが、自分の名が世に知られることがなくとも、実直に( )で自分に与えられた任務をこなし、大きな仕事を成し遂げるのが忍者だ。