９０３「忍者の活躍と島原の乱と原城」についてのテーマで、男女の学生や忍者研究家らが話し合うセリフです
学生A: 「島原・天草一揆の際、松平信綱率いる幕府軍配下で甲賀忍び10人が参加して原城の状態を調べたが、落とし穴に落ちて一揆勢に見つかり、石でさんざん打ち落とされるなど、忍びはほとんど機能しなかったとされています。」
学生B: 「しかし、熊本藩では、忍びが熊本城下で鼠の糞を集めて焙烙火矢を作り、忍び吉田十右衛門が天草四郎館に火矢を放って焼き払ったなど、原城攻撃に際して忍びは重要な役割を果たしました。」
忍者研究家: 「秋月藩では忍び柴岡九郎兵衛が城内に忍び込んで中の情報を伝えていました。」
学生A: 「九州諸藩の忍びたちは、それぞれ城内に忍び込んで中の様子を探ったり、工作活動をしていました。」
学生B: 「雨森清広もこのとき忍び的な活動をしており、島原・天草一揆では忍びが重要な役割を果たしたことがわかりました。」
Student A: “During the Shimabara Rebellion, ten Koga ninja under the command of Matsudaira Nobutsuna, a vassal of the shogunate, were sent to investigate the state of Harajō Castle. Unfortunately, they fell into a trap, were discovered by the rebels, and pelted with stones, rendering their ninja skills ineffective.”
Student B: “However, in Kumamoto Domain, ninja played a crucial role during the attack on Harajō Castle. Yoshida Jūemon, a skilled ninja, collected rat droppings in Kumamoto Castle town to create incendiary arrows. He then fired these arrows at the residence of Amakusa Shirō, setting it ablaze.”
Ninja Researcher: “In Akizuki Domain, ninja Shibayama Kurobei infiltrated the castle to gather intelligence. Unfortunately, Kurobei lost his life during the attack on Harajō Castle. His name was recorded due to his death, and his image is even depicted on the ‘Shimabara Jinzu Byōbu’ held by the Akizuki Museum.”
Student A: “Across various Kyushu domains, ninja infiltrated castles, conducted reconnaissance, and engaged in covert activities. Even the Rainforest Mori Kiyohiro was involved in ninjalike activities during the Shimabara Rebellion.”
Student B: “Indeed, the mystery behind the meaning of the nine characters adds to its allure.”
Ninja Researcher: “Absolutely. Kuji Goshinhou is deeply ingrained in Japanese ninja culture.”
＃１ 手裏剣は最後の起死回生の武器だ
iganinja：手裏剣には、三方手裏剣、十方手裏剣、まんじ手裏剣などの形があるね。
外国人修行者：忍者はホントに手裏剣をもっていたんですかね？
くノ一：100～200グラム位の重さなので、いくつも持つと重いわ。
忍道の月：忍者にとって手裏剣は、「最後の起死回生の武器」でした。
隠密剣士：宗教的法具が原型なので、宗教的意味合いがありますね。
＃２ ポジティブな気持ちの氣は、心をいやす時間と空間を創る
iganinja：「ハイ」ということばには、軽やかな気持ちの氣がはいいているね。
忍道の月：ポジティブな「ハイ」のことばは、ポジティブな行為をおこします。
隠密剣士：ポジティブな人と話していると、ポジティブな自分になれますね。
サムライ雷蔵：ポジティブな気持ちの氣があるところに、ポジティブな行動がおこるんだよなぁ。
外国人修行者：ポジティブな気持ちの氣は、心をいやす時間と空間を創りますね。
＃３ 軽い話題を話すと、相手は心を開いてくる
外国人修行者：相手にハイと言わせれば、相手はこちらの要求にスムーズに答えてくれますね。
くノ一：「今日はいい天気ですね」といえば、相手も「ハイいいですね」と答えるわ。
外国人修行者：「街路樹の葉っぱのみどりはきれですね」といえば、相手も「ハイそうですね」と答えてくれますね。
iganinja：天気や風景の会話から始めれば、相手から「ハイ」の答えをもらえるんだね。
サムライ雷蔵：軽い話題を話すと、相手は心を開いてくるんだよなぁ。
＃４ すべての形体は神さまが創った
iganinja：神さまは全ての全てなんだね。
忍道の月：あなた方が見ている、全ての形体の実体は神さまです。
隠密剣士：草花の中にも神さまが宿っていますね。
忍道の月：￥砂一粒にも神さまが宿っています。
iganinja：すべての形体は、神さまが創ったんだね。
くノ一：霊性は万物の中に宿っているわ。
忍道の月：あなた方は感性と霊性が一体になれば、霊的な運勢に開かれます。
iganinja：神さまがいて、人間がいるんだね。
忍道の月：人間一人一人が神さまの化身（カミ）です。
壁に忍者ниндзяの耳あり～
「知識を実践する能力がなければ、忍者として成り立たなかったですね」
「忍術使いは、手足の関節を自由にはずしたりはめたりして狭いところでも抜けることができました」
「忍者は、猿のように木から木へ飛び移ったり、ずっと潜水したりできたべ」
「一日六十キロメートル以上歩いたり、六十キログラムの米俵を持ち上げることができました」
「忍者の五感の能力は、現代人より優れていたずら」
「今は、人間が本来持っている能力がどんどん失われているわ」
「現代人は便利な道具に頼らなければ暮らしていけなくなったのう」
穴埋めの忍術・忍者クイズ～
（歩き巫女）は、特定の神社に所属せず全国を渡り歩いていたが、祈祷や託宣などで生計を立てていた。
梓の木を使った弓を用いる女忍者は、（梓巫女）としては有名だ。
９０３
歩き巫女は、霊を憑依させて死者の口をきく、（ ）の術を行なっていた。
忍者は（ ）で、武士は野伏だ。
